BleagleBone Black+Ubuntuでdnsmasqを使う

BeagleBone BlackをLAN環境内でDNSサーバとして使用するための設定メモです。
BeagleBone BlackでUbuntuを動作させていることが前提です。

Ubuntuを動かす方法はこちらにまとめました。

1.dnsmasqのインストール
dnsmasqはapt-getコマンドで簡単にインストールできます。
BeagleBone BlackにUbuntuを入れたばかりのときは、apt-get updateを実行する必要があります。

sudo apt-get update
sudo apt-get install dnsmasq

2.ホストの設定
dnsmasqはデフォルトでは/etc/hostsの情報に基づいて名前解決を行うようになっています。
従って、このファイルの中を編集すれば良いです。

127.0.0.1       localhost               localhost
127.0.1.1       ubuntu-armhf            ubuntu-armhf
192.168.123.123 abcdef                  abcdef
192.168.123.124 hijklm                  hijklm

3.dnsmasqの有効化
dnsmasqデーモンは/etc/init.d/dnsmasqの実行で行います。

sudo /etc/init.d/dnsmasq start

これでBeagleBone BlackをDNSサーバにすることが出来ました。

ちなみに、AngstromLinuxではconnmanがネットワークの設定を牛耳っているためにdnsmasqを起動しようとしても53番ポートが既に使用されているため起動できません。
この解決方法については、ネットで調べても情報が見つからず・・・

結局断念してUbuntuでdnsmasqを動かす方向に切り替えました。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. By mnishig

    私も今、同じ問題にぶつかっています。
    まだ、試せていないのですが下が参考になるかも知れません。

    https://discourse.osmc.tv/t/connman-d-dns-and-port-53/1813

    • By ftvoid

      遅くなって申し訳ありません。

      情報提供ありがとうございます!
      正に探していた情報でした!

      私のBleagleBone Blackは既にubuntuに切り替えてしまったので、戻すのが直ぐにできない状況ですが、
      AngstromLinuxでも試せる機会がありましたら、その記事も書きたいと思います。