[Unity] 自作ゲームをWordPress上で公開する

今回もUnityに関する記事です。

先々週あたりからUnityを本格的に弄るようになってから、将来的には自分のサイト上で自作ゲームを公開したいと思うようになりました。
UnityにはWebブラウザ上でプレイできる形式にリリースできるので、今回はこれでパッケージをこのブログ記事に埋め込んで公開してみたいと思います。

手順は以下の通り。

1.プロジェクトのビルド
「File」→「Build Settings」を選択します。
すると、以下ような画面が表示されるため、「Player Settings」ボタンを押下します。

unity-wp1

右側に「Player Settings」サブウィンドウが表示されるため、お好みの設定を行います。
今回は画面の解像度を640×480に設定しました。

unity-wp2

設定したら「Add Current」ボタンを押下し、現在のシーンをビルド対象に指定します。

unity-wp3

「Build And Run」ボタンを押下します。
すると、フォルダの選択画面が出てきます。
今回はUnityプロジェクトフォルダの下に「Build」という名前の新規フォルダを作成して選択します。

unity-wp4

この選択したフォルダにビルドしたゲームが格納されます。
ビルドが終了すると、Unityのプレイヤーが埋め込まれたHTMLファイルが開かれます。

unity-wp5

Unity Web Playerのプラグインがインストールされていないとゲームをブラウザ上でプレイすることが出来ません。
その場合、プラグインをインストールする旨のメッセージが表示されるため、説明にしたがってインストールを進めてください。
プラグインがインストールされた状態でHTMLファイルをブラウザで開くと、きちんとプレイできていることが確認できると思います。

2.ブログ内に埋め込む
次はこの公開したゲームをブログ記事内に埋め込んでみたいと思います。

まず、WordPressでUnityを動かすためのプラグイン「UnityDog」をインストールします。

 http://wordpress.org/plugins/unitydog/

プラグインをインストールしたら、有効にしておきます。
プラグイン名は「UnityDog」です。

unity-wp6

ここで、1の手順でビルドしたバイナリをサーバ上のディレクトリに格納します。
バイナリは「*.unity3d」という名前のファイルです。

そして、埋め込みたい記事の場所に以下タグを記述します。

<unitydog width="640" height="480" src="バイナリへのパス"></unitydog>

実際に公開すると、以下のように表示されます。

表示されたら成功です。
サーバ側でunity3dファイルをアップロードできることが前提になりますが、ファイルをサーバに置いてタグを一行書くだけなので簡単です。

Web上でゲームを手軽に公開できるようになれば、制作途中のゲームを訪問者に遊んでもらうことも可能になり、コミュニケーションの手段としても活用できるのではないでしょうか。

久しぶりにまたゲームどんどん作りたいという創作意欲が沸いてきました。
さて、今後どうなることやら・・・

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 0 )
  • Trackbacks ( 2 )

コメントはまだありません。

  1. […] とりあえず WordPress 用のアドインに UnityDog というものがあるらしいので入れてみます。 参考ページ(タイムリーでした) [Unity] 自作ゲームをWordPress上で公開する […]