BeagleBoneBlack Angstrom Linuxのターミナルに色をつける

BeagleBoneBlackの環境構築でのメモ書きです。

BeagleBoneBlackは名刺サイズの小型PCです。
これと同様なものにRasberry PIがありますが、
これよりもI/Oポートやスペックを向上させたものです。

OSはAngstrom Linuxです。
Angstrom Linuxは聞きなれないディストリビューションですが、
組み込み機器向けに軽量化されているのが特徴です。
他にUbuntuやAndroidも動かすことが可能です。

QNAP NAS同様にSSHがデフォルトで入っており、
別PCからターミナル操作が可能です。
しかし、デフォルトではターミナルの文字が白一色のみで
素っ気無い感じなので色をつけてみました。

以下サイト様を参考にしました。

http://www.gigamegablog.com/2012/01/29/beaglebone-linux-101-configuring-angstrom-linux/

1.profileの作成
ホームディレクトリに.profileを以下内容で作成します。

vi ~/.profile
# ~/.profile: executed by Bourne-compatible login shells.
if [ -f ~/.bashrc ]; then
 . ~/.bashrc
fi
# path set by /etc/profile
# export PATH
mesg n

2.bashrcの作成
ホームディレクトリに.bashrcを以下内容で作成します。

vi ~/.bashrc
# ~/.bashrc: executed by bash(1) for non-login shells.
export PS1='h:w$ '
umask 022
# You may uncomment the following lines if you want `ls' to be colorized:
export LS_OPTIONS='--color=auto'
# eval `dircolors`
alias ls='ls $LS_OPTIONS'
alias ll='ls $LS_OPTIONS -lA'
alias la='ls $LS_OPTIONS -A'
alias l='ls $LS_OPTIONS -l'

# Some more alias to avoid making mistakes:
#alias rm='rm -i'
#alias cp='cp -i'
#alias mv='mv -i'
# shell options
# autocorrect cd commands
shopt -s cdspell
# disable Ctrl-D to logout
#set -o ignoreeof
# extended pattern matching
shopt -s extglob

参照先サイト様では、ctrl + Dによるログアウトを無効にしていますが、
個人的に使いづらいのではずしておきました。
ここはお好みの設定に変えてもらって構いません。

3.有効化
以下コマンドで設定内容を反映します。

source ~/.profile

これにより、.bashrcの内容が有効になり、
lsコマンドを実行したときに色がつくようになりました。

bbb-ls-color

他のディストリビューションと手順はほぼ一緒かと思います。

ターミナルがカラフルになると、
それだけでモチベーションが上がりますね!

■参考文献
Beaglebone Linux 101: Configuring Angstrom Linux