WAVEファイルからPCMデータを読み込む方法についてのメモ書きです。 前回の記事で解説したWAVEファイルの構造を元に、実際に読み込む処理を書いてみました。 PcmData.h #ifndef _PCM_DATA_H_INCLUDED_ #define _PCM_DATA_H_INCLUDED_ #include #...
プログラミング( 3 )
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今回はWAVEファイルの構造についての説明です。 ■概要 WAVEファイルとは、Windowsで標準的に扱われている波形オーディオデータファイルです。 .wavまたは.waveの拡張子のファイルがこれに該当します。 一般的にはPCM(Pulse Code Modulation)と呼ばれる非圧縮データを格納していますが、...
開発途中のゲームのプレイ画面をAVIの動画ファイルとして保存する方法についてのメモ書きです。 1.AVIファイルの作成 AVIFileOpen()関数にてAVIファイルを作成します。 PAVIFILE pAviFile = NULL; AVIFileOpen(&pAviFile, TEXT("test.avi"), O...
効果音やBGMなどのオーディオを再生するためのクラス設計について考えてみました。 今更感ありありですが、ご参考程度にまとめました。 ■必要なこと オーディオを再生するためには、以下のプロセスが必要になります。 オーディオファイルを開く ↓ オーディオを再生できるようにデコードする ↓ オーディオを再生...
前回の記事でSMF(Standard Midi File)の構造について解説しました。 これを踏まえ、今回はSMFを読み込むプログラムについて解説していきます。 SMFはヘッダチャンクの後にトラックチャンクが続く構造になります。 したがって、これらを順番に読み込んでいけば良いです。 読み込み処理の大枠は以下のようになり...
SMF(Standard Midi File)はMIDIの演奏データを扱う際に標準的に扱われているファイル形式です。 .midまたは.midi拡張子のファイルがそれです。 MIDIではイベントを所定のタイミングで演奏者(電子楽器や音源など)に送信して音楽を演奏する訳ですが、そのタイミングを定義した楽譜となるデータを用意...
前回はDirectSoundによるOggVorbisファイルの再生について書きましたが、 今回はDirectSoundによるWAVEファイルの再生について書きます。 全体的な処理の流れは以下のようになります。 WAVEファイルオープン ↓ WAVEファイルのフォーマット・デコード後サイズ取得 ↓ Di...
OggVorbisライブラリは汎用ストリームに対応しています。 C++でいうiostream、istream、ostreamに相当します。 今回はistreamを用いてOggVorbisデータを再生してみます。 この汎用ストリームを用いることで、ファイル以外にメモリ上やネットワークからOggVorbisデータを読み込み...
OggVorbisファイルをDirectSoundで再生する方法のメモ書きです。 全体的な処理の流れは以下のようになります。 OggVorbisファイルオープン ↓ OggVorbisファイルのフォーマット・デコード後サイズ取得 ↓ DirectSoundの初期化 ↓ OggVorbisファイ...
OggVorbisはパテントフリーの音声圧縮形式です。 オープンソースである上、MP3よりも一般に音質が良いことで定評があります。 ライブラリの導入も比較的簡単です。 MP3のパテントが切れる頃にはOggVorbisが主流になっているのではないか・・・と勝手に予想しております。 今回はOggVorbisライブラリをVi...