QNAP NASのOpenSSLを最新にする

OpenSSLの「Heartbleed」脆弱性問題が発見されてから、各サーバ管理者はOpenSSLの最新へのバージョンアップを急がれたことかと思います。
QNAP NASにもOpenSSLが入っていますが、上記脆弱性が発見されるまでは見事に問題あるバージョンでした。

しかし、迅速な対応によってファームウェアの最新バージョンがリリースされ、そこでOpenSSLが最新バージョンになっています。
したがって、ファームウェアを最新の状態にすると問題ないようです。

OpenSSLのバージョンはSSHでログインし、下記コマンドを実行することで確認できます。

openssl version

バージョンが1.0.1〜1.0.1f、1.0.2-beta〜1.0.2-beta1になっていたらアウトです。
早急にバージョンアップすることをお勧めします。

ファームウェアを最新にするには、以下QNAP管理者ページアクセスし、「コントロールパネル」→「ファームウェア更新」を選択して画面に従います。

ちなみに、TS-869 Proは4月10日にOpenSSLのバージョンアップが適用されたファームウェアバージョンがリリースされていました。

これでひとまず「Heartbleed」脆弱性問題からはおさらばです。

■参考サイト
http://www.pcinpact.com/news/86958-faille-heartbleed-openssl-bitcoin-se-met-a-jour-certains-nas-touches.htm