[Unity] Unity5(Beta)で制作したゲームをWebGLで公開する
Unityで作成したゲームをWebGLとしてApacheのWebサーバで公開する手順のメモ書きです。
従来はUnityで作成したゲームをWebブラウザ上でプレイする場合、Unity Web Playerプラグインをユーザにインストールしてもらう必要がありました。
しかし、Unity5よりWebGL形式でのビルドが可能になりました。
WebGLはほとんどのブラウザがサポートしておりプラグインのインストールが不要なことから、訪問者に手軽に遊んでもらいやすいというメリットがあります。
WebGL形式でゲームを公開する場合、必然的にWebサーバが必要になります。
公開するまでの手順を以下にまとめました。
1.メニューの「File」→「Build Settings」を選択
2.PlatformのWebGLを選択
3.「Build」ボタンをクリック
4.出力先フォルダ選択し、「保存」クリック
5.ビルドが始まるので終了まで待機
6.ビルドされたフォルダをサーバのwwwディレクトリにアップロード
アップロードはFTPやSambaなどご自身のサーバ環境に合わた方法で行ってください。
7.アップロードしたフォルダにWebブラウザよりアクセスします。
正常にゲームを起動できれば成功です。
しかし、大抵は以下のようなエラーメッセージが表示されてしまいます。
An error occured running the Unity content on this page. See your browser’s JavaScript console for more info. The error was:
uncaught exception: could not load memory initializer Data/webgl.html.mem
これはMIMEタイプが認識されないために発生するものです。
これを回避するために以下の手順を実施します。
8.ビルドされたフォルダ直下の.htaccessファイルを開き、以下行を追加して保存
AddType application/octet-stream .memgz AddType application/octet-stream .datagz
9.再度7.を実施する
これで私のサーバではうまく表示されるようになりました。
実際のデモは下記リンクよりご覧ください。
デモはPCによってはかなり動作が重くなるかもしれません。
今回はサーバ負荷の都合上2Dのデモですが、3Dとなるとこれよりさらに重くなります。
まだβ版なので、正式版がリリースされる頃にはこの辺のパフォーマンスも改善されているかもしれませんね。
COMMENTS & TRACKBACKS
- Comments ( 0 )
- Trackbacks ( 1 )
-
[…] [Unity] Unity5(Beta)で制作したゲームをWebGLで公開する […]
コメントはまだありません。