[サーバ構築] QNAP NASにGITサーバを構築する(SSH編)
QNAPのNASにGITサーバを構築するメモです。
1.gitのインストール
ipkgコマンドでgitをインストールします。
ipkg install git
2.リポジトリの作成
お好みの場所にGITリポジトリを作成します。
サーバなのでリポジトリの管理情報のみ持つbareリポジトリを作成します。
cd /share/Public/ mkdir Repos.git cd Repos.git git init --bare
3.パスの設定
SourceTree等のクライアントソフトからGITをSSH経由で利用するとき、パスが通らずに怒られることがあります。
git-upload-pack: command not found
QNAP NASでも2.の手順のままでは上記のメッセージが出てきます。
GITコマンドの実行ファイルは通常は/opt/bin/配下にありますが、ここのパスを参照してくれません。
/usr/bin/配下は参照されるため、ここにシンボリックリンクを作成すればひとまず回避できます。
ln -s /opt/bin/git-upload-pack /usr/bin/git-upload-pack ln -s /opt/bin/git-receive-pack /usr/bin/git-receive-pack
/usr/bin/配下はNASを再起動すると追加したシンボリックリンクのファイルが消えてしまうため、起動時に上記コマンドを実行しておくようにすれば良いでしょう。
起動時にコマンドを実行させる方法はこちらをご覧ください。(丸投げでスミマセン)