[WordPress] RaspberryPi2で運用中のWordPressサイトのパフォーマンスを計測してみた
一昨日より本ブログのサーバをRaspberryPi2で運用し始めました。
以下が稼働中のサーバの様子です。
なんともフリーダムな配置ですね(笑)
PCデスクの上で稼働しております。
RaspberryPiは低消費電力サーバとしては非常に優秀ですが、スペックが向上したRaspberryPi2も同様です。
実際の測定結果を掲載されている記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
Raspberry Pi 2のCPU温度と消費電流を測定した
アイドル時で1.2W、4コアフル稼働時でも2.3Wと非常に省エネです。
また、RaspberryPi2はCPUがクアッドコア・900MHzとスペックが向上しているので、Webサーバとしての運用にも耐えられるレベルになっています。
本ブログの各ページにアクセスすると、大体どの程度のものなのかお分かりいただけるかもしれません。
本ブログのパフォーマンスをGTmetrixで計測してみました。
測定時のサーバの環境は下記の通りです。
- nginx/1.6.2
- MySQL5.5.44
- WP Super Cache使用
計測結果は下記のようになりました。
スコアはCでした。
パフォーマンスは良いとは言えませんが、RaspberryPi2でこれくらいならまあまあ許容範囲かもしれません。
まだまだチューニングの余地はありそうです。
CPUの性能がRaspberryPiより向上したとはいえ、PHPとMySQLを使ってページを表示するので表示まで少なくとも2~3秒かかってしまいます。
キャッシュによる高速化のチューニングは行うべきだと思いました。
CPUはデフォルトの速度のままで使っているので、オーバークロックしたらどうなるか・・・という話もありますが、キャッシュによるパフォーマンス向上と比べたら微々たるものだと思います。
今後もしばらく運用してみてどうなったかレポートできれば良いなと思います。