サイトのメンテナンスページの設置について

自宅サーバでWebサイトを運用していると、サーバの電源を落としてメンテナンスしたい場面が出てくるかもしれません。
しかし、電源を落としている間はサイトに全く繋がらなくなります。
(ブラウザでアクセスしても無反応になってしまう)

これを第三者から見ると「あれ?何かあったの?」と心配されてしまうかもしれません。

そこで、サーバのメンテナンスをしている間だけ「メンテナンス中ページ」を表示させることでユーザにその旨を伝えることが出来ます。
このやり方は色々あると思いますが、自宅サーバ運用者という前提で方法を考えてみました。

前提条件は、サーバ用マシンとは別のマシンが稼働できることです。

サーバを運用しているなら、サーバ用マシンの他に普段使うクライアントPCを持っているだろうと予測しています。
サーバマシンを2台持っているならそちらを使っても良いでしょう。
とりあえず、何でも良いのでもう一台のマシンを用意することです。

クライアントPCの場合なら今使っているOSにApacheを入れても良いですし、
VMで別OSの仮想環境を立ててそこに繋げるのもありかと思います。

私の場合、普段クライアントとして使っているWindowsマシンにVirtualBoxを入れ、そこからubuntuを起動してここに接続するとメンテナンス中のページを表示するようにしています。

メンテするときは、ルータの設定で一方のマシンにポートマッピングするように設定変更します。
これでサイトにアクセスするとメンテナンス中ページが表示されるようになります。

もちろん、サイト内の色々なページにアクセスしてもメンテナンス中ページを表示させる必要があるため、
メンテナンス中ページへリダイレクトする設定を行っておく必要があります。

セキュリティとコストパフォーマンス面で考えると、
VMからLinuxを起動してそこでメンテナンス中ページを表示させるやり方がベストかと考えています。